育休とれば嫁とも仲良し
先日、NHKのあさいちは「家庭内別居」がテーマでした。
出産をきっかけに夫婦に亀裂が入ることが多いようです。
俗にいう「産後クライシス」ですね。
出産という人生の素晴らしいイベント後に、
夫婦仲が悪くなるのは大変残念ですね。
育休を取って身にしみて理解できたのは、
育児は一人では無理だということです。
男性側が勘違いしがちなのは、
「俺の母親も一人で3人育てた。甘えるな。」
みたいに考えている人もいるかもしれません。
こういう考えが根底にあると、心無い言動が出てしまうでしょう。
しかし、昔と現在では状況が違うような気がします。
昔は親、兄弟、親戚が近くに住んでいて、
育児も助け合っていたのではないでしょうか?
自分の幼児期を思い出すと、そういえば
お婆ちゃんの家によく遊びに行っていたなと思います。
育児で大変なのは、24時間目が離せないプレッシャーです。
ほんの少しの時間、バトンタッチできる人がいるだけで救われます。
「育児ノイローゼの母親が、子供を窓から投げた」
というようなニュースを聞いた時、
昔は、「ひどい母親だな~」という第一印象でしたが、
今は「可哀そうにな。まわりも助けてあげたらな。」
という印象に変わりました。
それぐらい毎晩夜泣きされながら、育児するのは大変です。
育児休暇を少しでも取り
嫁さんのがんばりを側で観れば、とにかく感謝することいっぱいです。
そしてこの大変な時期に会社を休んでくれた旦那にも
嫁もきっと感謝してくれるでしょう。たぶん。
少なくとも産後クライシスという状態にはならず、
夫婦がパートナーとしてより強く結束するチャンスの時期に
できると思います。
役割分担だと思って、仕事ばかりやった結果
家庭内別居とか離婚とか悲しすぎます。
男の育休も人生の選択肢として前向きに考えましょう!