育休男子のジレンマ

育児休暇取得した経験談中心のブログ

復帰後あっというまの2か月。

復帰1ヶ月後に人事から書類が届いた。

何かと思ったら厚生年金の特例申出書でした。

 

これは育児休暇取得で年金受け取り額が減らないようにしてくれる

素晴らしい特例なんです。

 

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この提出が面倒すぎる。。そもそも申し出制って。

住民票とか、戸籍謄本まで?! Why Japanese pepole!

マイナンバー始まったらこういう無駄工数無くなって欲しい。

 

財形貯蓄もなんか書類出さないと駄目みたいだ。

書類だらけ~

無駄な書類が社会や会社に多すぎな感じ。

もっと減らしていこう。

 

ちなみに復帰後はノー残業で帰るようにしてます。

この先、労働者人口は毎年減っていきます。

働き方を大きく変えないと立ちゆかない会社がたくさん出るかと。

 

なんだかそう考えていくと。

目の前の残業なんかより、すぐ大きくなってしまう子供と

風呂入ってるほうが、家族はハッピーなのかな。

 

今日から復職!

今日4月1日から育児休暇から復職という人も多いと思います。

私もそうでした。

 

今日は久しぶりのスーツ、久しぶりの通勤バス、

久しぶりの会社、全てが新鮮です。

 

最初の復職時はもの凄~く疲れたのですが、

今回はそれほど疲れませんでした。これも慣れなのでしょうか。

 

復職時にはまりやすいポイント。

・会社に入れない。

  (入館方法が変わっていたり、入館カード返却してたり、

   はりきって早く行くと、人が来るまで入れなかったり。)

・俺の液晶モニタがない。

  (しょうがない。寧ろ有効活用してくれてありがとう!!)

・ログインパスワードを忘れる。

  (いろんなパスワード忘れる可能性あります。注意)

・よどみなくできた仕事が出来ない。鬱だ。

  (できなくて当然だと思いましょう。

   人間って慣れが大事なんだと実感します。)

・社内ルールが変わっている。

  (タバコとか、服装とか)

・復職時にはチームメンバーに手土産もっていこう。

  (とにかく感謝を伝える。感謝)

 

他にもありそうだけど、今日はやはり少し疲れたのでこれぐらいで。

復職した皆さん、明日からも一緒に頑張りましょう!

 

おやすみなさい

残念な夫

今「残念な夫」というドラマやってますね。

 

思えば一人目が産まれた時は

私も「残念な夫」だったなぁと思います。

 

まず、オムツ変えで大の方だと、

「俺無理、嫁さん頼む」

というスタンスでした。

 

しかし、嫁はくわっとにらみつけて

「何言ってんの!変えんのよ!」 (怖い~)

 

というわけで嫁さんからの教育が凄かったです。。

 

いざ、オムツ変えをやると、いろいろ解ることがあります。

まあ、大変な作業です。

そしてこの作業をやってくれる保育園の保母さんたちには

さらに感謝の念が湧いてきます。

 

そして介護の現場はもっと大変だよなぁと想像できます。

 

ドラマのセリフでもありましたが、

「そんな暇があったら、オムツの1個でも変えて欲しい」

  ↑この気持ちを理解するのは大事です。

 

結局、育休でやるべきことは

「オムツ変えをどんどん手伝って嫁さんを手助けする」

これだけも嫁さんはかなり喜んでくれると思います。

 

あとこれからお母さんになる方たちは、

子供の教育前に、夫も教育必要かもですよ!

多くの男は子供の事わかってませんから。。なはは。

 

人生には思いっきり働けない時もあるさ

最近テレビで癌特集をやっていて、街頭インタビューで

「癌治療で会社に行けなくなったら、

 会社に迷惑がかかるので辞めるかも。」

って語っている方がいました。

 

この考え方の反対側には

癌治療で短時間勤務の同僚がいた場合に

「迷惑だから辞めちゃえばいいのに。。」と思うのでしょうか?

 

癌になったら会社を辞めたり

子供ができたら会社を辞めたり

本当に先進国なのかと思いました。

 

「他人に迷惑をかけるな」という考えは大事ですが、

誰でも癌になる可能性はありますし、

育児休暇が迷惑と感じるなんて駄目よ~。

 

育児休暇の会社へのメリットを考えましょう。

・人員に余裕を持たせるようになる。

・別の短期雇用が産まれる。

・多様な働き方を選択できる。

・属人的な仕事を引き継ぐよい機会となる。

 (これにより、より強い組織になります)

 

会社に余計なコストが発生するじゃないか?

と思う方がいるかもしれませんが、

少子化に対して将来の社会全体が払うコストの方が高いと思います。

政府もそう考えているから少子化対策しているのかと。

 

ちなみに会社を休むことで

自分の仕事を他の人に任したり、教えるのが嫌だ感じる方も

いると思います。しかし、いいじゃないですか。

他の人が自分の仕事をこなせることで組織は強くなります。

 

「あいつにもできるが、自分が一番うまくできる。たぶん。」

程度に考えておけば十分です。

 

先輩が抜けた時、後輩は一番伸びます。そんなもんです。

 

人間は思いっきり働けない時・戦えない時も

助けあえるから強いのです。

 

最近ネットで似たような良い話を読んだので貼っておきます。

 


てみた - チャレンジ発掘メディア「Temita」

どんな社会にしたいのか。

 

育児休暇取得すべきか否か、自分も少し悩みました。

そして単純に考えました。

育児休暇を取得できる社会と取得できない社会

自分はどちらの社会にしたいのか?

より多くの男性が取得するには自分はどういう行動をすべきか?

 

結局、世の中を変えていくのは行動だと思います。

 

育児休暇を取っていることをまわりに言うと

「働け~」と言われることが、よくあります^^)

これは 労働 > 育児 という価値観なのかと。

その価値観を変えたいのもあって行動しています。

 

労働優先で少子化が進めば、日本どん詰まりです。

900弱の自治体が消滅するという説もあります。

頑張って長時間労働しても、

数十年後国力が弱まっているなんて悲しすぎる。

価値観を変える時に来ています。

 

今度の選挙も

どんな社会にしたいのか、

よく考えたい育休太郎です。

 

 

育休中のお金について

久々の更新です。反省。。

 

育休ではお金の心配があると思います。

ですが、日本男性の取得率があがらない為か、

年々制度がお得になっている感じがします。

 

育児休暇中は会社からの給料はもちろん出ませんが、

育児休業給付金というものが最大1年出ます。

これは雇用保険から支払われます。

 

この額は

http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/0000042797.pdf

つまり育児休暇取得前の給料額面の1年平均が30万円なら

半年間は20万円が支給されます。残り半年は15万円。

(2014年4月1日から最初の半年は50%→67%に引き上げれらました!)

 

半年間、毎月マイナス10万円ですが、

実は他で優遇されてます。

所得税は無しですし、健康保険は免除、年金は前年と同レベルで払ったことにしてくれます。

これにより実際にはプラス数万円支給されてる感じになり、

失業手当等と比べてもかなり優遇されています。

 

・額面なので休暇前に残業多ければ、支給も多くなります。

・資料にもありますが上限があります。仮に平均月収50万の人でも

 支給額は286,023円までの様です。

・ボーナスは含まれないのでボーナス高い人は不利?かも。

・支給は2カ月毎で、振り込まれるタイミングはかなり遅いです。

 例えば1月から休んだ場合、1月2月分の給付が3月に振り込まれます。ある程度貯金がないと駄目です。

・資料にもありますが、夫婦でそろって取得可能です。

 

あとは会社によってボーナス支給条件は異なるでしょうから

そこもチェックしておいた方が良いでしょう。

(職場復帰後のボーナスが無かったり、少なかったり等)

 

お金が減る話ばかりですが、

所得が減るので翌年の税金や保育料金が減額されたりもします。

http://ikujiman.hatenablog.com/entries/2015/10/26

(所得が減ることで認可保育園に入りやすくなる?こともあるかも)

 

以上、育休取る取らないでの正確なプラスマイナス額算出は難しいですね。

 

確実にプラスにできるのは育児時間です。(プライスレス)

お金はなんだかんだで減るのは確実ですが、

こんな好条件でお休みを頂けるのは0歳児がいるタイミングしかありません。

是非1カ月でも半年でも育休取得を検討してみては如何でしょう。

 

 

 

人生って短いかも?

歳を取ってから気付いた、人生で失敗した24のコト | TABI LABO

 

こんなページを最近読みました。

 

育休を取ることで、24のうちいくつかの失敗は避けられるかも?

6.家族とあまり時間を過ごさなかったコト (今しかない!)
8.働きすぎたコト (取得できるってことは十分働いた証拠)
10.冒険しなかったコト  (育休取得は冒険だ~!)
11.ジェンダーロール(例:男性らしくとか)に縛り付けられてしまったコト 
   (自分が育休取得したいかどうか?が一番大事)
14.料理の腕を上達させようとしなかったコト (料理する時間できますよ)
15.周囲の目ばかり気にしていたコト  (仮に社長が育休でも結構組織は回るよ)
16.社会的、文化的規範を気にして我慢してしまったコト (新しい社会に!)
19.運動をさぼっていたコト・・・  (運動だってできる健康を取り戻そう)
24.感謝しなかったコト (嫁さんや同僚に感謝しまくりましょう!)

 

人生で今しかできないことの一つは育児です。

まわりに取得した人がいなくても

育休という冒険してみませんか? 

 

今日は夕飯にさんまを焼いてみた育休太郎です。