育休男子のジレンマ

育児休暇取得した経験談中心のブログ

育休中のお金について

久々の更新です。反省。。

 

育休ではお金の心配があると思います。

ですが、日本男性の取得率があがらない為か、

年々制度がお得になっている感じがします。

 

育児休暇中は会社からの給料はもちろん出ませんが、

育児休業給付金というものが最大1年出ます。

これは雇用保険から支払われます。

 

この額は

http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/0000042797.pdf

つまり育児休暇取得前の給料額面の1年平均が30万円なら

半年間は20万円が支給されます。残り半年は15万円。

(2014年4月1日から最初の半年は50%→67%に引き上げれらました!)

 

半年間、毎月マイナス10万円ですが、

実は他で優遇されてます。

所得税は無しですし、健康保険は免除、年金は前年と同レベルで払ったことにしてくれます。

これにより実際にはプラス数万円支給されてる感じになり、

失業手当等と比べてもかなり優遇されています。

 

・額面なので休暇前に残業多ければ、支給も多くなります。

・資料にもありますが上限があります。仮に平均月収50万の人でも

 支給額は286,023円までの様です。

・ボーナスは含まれないのでボーナス高い人は不利?かも。

・支給は2カ月毎で、振り込まれるタイミングはかなり遅いです。

 例えば1月から休んだ場合、1月2月分の給付が3月に振り込まれます。ある程度貯金がないと駄目です。

・資料にもありますが、夫婦でそろって取得可能です。

 

あとは会社によってボーナス支給条件は異なるでしょうから

そこもチェックしておいた方が良いでしょう。

(職場復帰後のボーナスが無かったり、少なかったり等)

 

お金が減る話ばかりですが、

所得が減るので翌年の税金や保育料金が減額されたりもします。

http://ikujiman.hatenablog.com/entries/2015/10/26

(所得が減ることで認可保育園に入りやすくなる?こともあるかも)

 

以上、育休取る取らないでの正確なプラスマイナス額算出は難しいですね。

 

確実にプラスにできるのは育児時間です。(プライスレス)

お金はなんだかんだで減るのは確実ですが、

こんな好条件でお休みを頂けるのは0歳児がいるタイミングしかありません。

是非1カ月でも半年でも育休取得を検討してみては如何でしょう。